Kitajskaya’s Raccomandazione

このブログでは、私、Kitajskayaが気になったモノを紹介します。私の嗜好はかなり偏っているので、かなりマニアックなものなると思います。また気まぐれなので、更新はまちまちになると思います。 Raccomandazioneとは、イタリア語で「おすすめ」という意味です。

中国と韓国は息を吐くように嘘をつく

 

 この第3ブログ“kitajskaya’Raccomandazion”も最後の更新からはや1年と2か月余り、ブログ開設当初はせめて1月に1記事は更新しようと決意はしたんですが、やはりダメでしたね・・・。時間はあるのですがどうしてもやる気が起こらず、ついついこのブログをほったらかしていました。
 この本も実は今年の5月か6月に記事にしようと思っていたのですが・・・。
 「中国と韓国は息を吐くようにをつく」、著者は元産経新聞記者でコラムニスト、最近では保守系の論客と知られる高山正之さん。高山さんの書籍は以前にもこのブログで紹介していて、今回も書面のあちらこちらで予想に違わずの“高山節”が炸裂しています。私はどちらかといえば考え方が右寄りな方なので、高山さんの論評には賛同することが多く、中には読んでいて「そうなんだよ!」思わず叫んでしまうこともあります。(ちょっと危ない人ですね!?)この本は月刊誌「正論」で高山さんが連載されているコラム「折節の記」をまとめたものです。
 高山さんはまえがきで次のように述べています。 

 物事は多くの場合、見かけとは違う。トランプのシリア攻撃だってそうだ。彼は毒ガスの悲惨さに怒り、正義のミサイルを撃った。が、その米国こそが実は毒ガスの兵器マニアなのだ。
  〜中略〜
 トランプが政権維持を認めたアサドがわざわざ危険を冒してまで毒ガスを使う理由は何もない。誰かの意図による自作自演の可能性は高い。
 こういうときはその国が過去どんな振る舞いをしたか、そしてその事件でcui bono(誰が儲かるか)を考えると見えないものも見えてくる。

 本のタイトルには「中国」と「韓国」とありますが、内容は「中国」「韓国」のみならず日本や日本人を平気で「嘘」をついて騙す不逞な輩を徹底的に切り捨てています。特に朝日新聞、高山さんが産経新聞の記者出身だけあって、当時から朝日新聞の醜悪さと恥知らずな面を目のあたりにしていたようです。随分前に沖縄のサンゴ礁に「KY]と落書きされた事件がありましたが、当時の朝日新聞沖縄県西表島の珊瑚に落書きがされているとし、「珊瑚を汚したKY,精神の荒んだ心・・・」などと記事にし、日本人のモラルの低下を批判しました。この事件はご承知の通り朝日新聞の自作自演の捏造記事で、事を重く見た朝日新聞は関係者にお詫びをし、当時の社長も引責辞任しました。しかし高山さんは一連の朝日新聞のお詫び行動について「精神のすさんだ心」の日本人には一切謝罪していないと憤りを隠していません。
 実はそれより遡ること数年、高山さんは朝日新聞の書いた捏造記事により当時の朝日新聞のお偉いさん自ら産経新聞に乗り込まれ脅迫を受けたことがあるからです。中国戦線で日本軍がたいた煙幕の写真を日本軍が「毒ガス」を使用した証拠とかいた朝日の記事に、明らかに捏造とわかるのに当時の朝日新聞の権勢を恐れ尻込みする中、当時社会部のデスクになりたての高山さんが記事にしました。怒った朝日新聞、当のお偉いさんは高山さんに向かって「『朝日』に逆らうとはいい度胸だ。」、当の高山さんも引かず「有難うございます。」怒りが収まらない朝日新聞のお偉いさん「こんな新聞社は潰してやる。」という白熱したやり取りがあったとか・・・。結局写真自体が以前出版された写真集にあったものと判断、それは間違いなく煙幕だという事実がわかりました。ただ朝日新聞は訂正記事を出したもののこれもまた謝罪はしていません。
 朝日新聞を例に挙げましたが、タイトルとなった「中国」や「韓国」、それに冒頭に述べた米国などこの本では日本を騙し陥れる本当のワルが誰なのかを痛快なタッチで解き明かしてくれます。そして私たちの日本や日本人を貶める連中の意図を知り、物事の裏側に隠された「意図」を見抜き、彼らの甘い戯言に乗らぬように自らが考えて行動することがこれからの日本には必要となってくるでしょうね。
 最後にこの本のまさに最後の最後に“稲田朋美苛めの裏に朝日新聞”というくだりがありますが、その中で高山さんの中学生だった娘さんが「この外人3人娘は凄い。苛めの天才だ。」とし、そこらの中学生に苛め方の手本を見せているようだと、稲田朋美さんを国会質問で罵倒した蓮舫さん、福島瑞穂さん、辻元清美さんの名前を挙げていますが、まさにさもありなん。前々からこの3人は国会質問には人としての尊厳を無視する質問に名を借りた人格攻撃ではないかと思っていたので、この考えは自分だけではなかったので、見ている人は見ているんですね。ただあの3人がこの本を読んで自ら首を垂れるとは到底思えませんけど・・・・。


高山さんはDHCテレビで「放言BARリークス」という番組に出演しています。毎回ゲストとお酒を酌み交わし本音で語り合う番組です。